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2011年5月 6日 (金)

クレマチス咲く五月に活気を

 ことしの大型連休も終わったが、東日本大地震の自粛ムードが尾を引いてか、行楽地も例年の賑わいはなく、高速道路の渋滞も目立たない”静かな連休”だった。そんななか、新緑の若緑は例年と変わらず、毎年、子どもの日に咲くクレマチスは見事な紫の大輪の花を咲かせた。

 五月晴の日は少なく、紺碧の空や風香る若緑は例年よりも遅れ気味だが、植物は人間ほど天候に左右されず、その季節がくると律義に豪華な花を咲かせる。クレマチスの大輪は、そんな人間の弱さを教え、その脇では芽吹きが遅い百日紅が新芽を出し、またたく間に若葉になって「自粛ムードから立ち直って、早く元気を出せ」と語りかけてい23_003_12る。

 ことしは、天高く舞う鯉のぼりの姿がみられなかった。鯉のぼりのように空高く舞い上がって元気を出せば地震の復興にも活気が出る。だれがいったか、自粛ムードが過剰に反応して元気をなくした。節電も軌道にのって日常化し、馴れれば街も店も暗くなったとは思えない。スーパーなどの食料品の棚も品物が溢れて完全に回復した。

 元気がないのは、復興の先頭に立つべき政治家、政界である。経済界も動き出したのに、政治家の復興への意気込みは見えない。復興の指針に議論しているだけで、原発事故の放射能漏れ対策も右往左往、風評だけをたかめているのは情けない。

 連休が明けると、花から新緑の季節になる。自然は災害にはこだわらずに動いている。頼りにならない政治家は無視して、元気をだして復興のピッチをあげ被災地をはじめ日本を明るくすることが急務だと、クレマチスは教えてくれた。

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